バレエの踊り子を描いた作品で有名なドガの作品で、「オペラ座の稽古場」の他に「ル・ペルティエ街のオペラ座のバレエ教室」「踊りの審査」などの名前で呼ばれています。
画面の構成や空間の描写が計算されているのが良くわかる作品となっていると言われています。
作品:オペラ座の稽古場
ドガが38歳頃の作品で構成や空間描写が優れた作品として知られています。
「オペラ座の稽古場」
(1872年)
主題は床に杖をつくバレエ教師と隣のバイオリン奏者へバレエの練習を見せる踊り子ですが、周辺に練習を続ける踊り子が描かれ視点を複数作られています。
左側の扉が開いている隣の部屋から踊り子の足を見せて奥行きが作られています。
計算されて構成と空間描写
作品中では、複数の視点によって空間描写されています。
踊りの練習を発表する踊り子、奥で練習をしている踊り子たち、教師がついている杖の先、椅子で四角形を作っています。
また、足をひろげている踊り子の足を繋ぐときれいな三角形を構成しています。
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