「ゴッホ展」東京都美術館 

絵画

2021年9月18日(土)~12月12日(日)の間、東京上野にある東京都美術館で「ゴッホ展」の開催が予定されています。

ゴッホ作品の世界最大の個人収集家 ヘレーネ・クレラー=ミュラーの収集した作品が主に展示される予定のようです。

東京での展示の後は、

福岡市美術館(2021年12月23日(木)~2022年2月13日(日))

名古屋市美術館(2022年2月23日(水)~4月10日(日))

の展示が予定されています。

展示予定の主な作品

「レストランの内部」

パリ滞在時に制作された作品。印象派の明るい色彩や

点描技法に影響を受けいて制作された作品です。

1887年夏頃「レストランの内部」
フィンセント・ファン・ゴッホ
クレラー=ミュラー美術館(オランダ) 所蔵

「種まく人」

南フランスのアルル滞在時に制作された作品。

黄色い太陽と青い大地の強い色彩の対象が印象的です。

ゴッホらしい厚塗りの作品となっています。

1888年6月「種まく人」
フィンセント・ファン・ゴッホ
クレラー=ミュラー美術館(オランダ) 所蔵

「夜のプロヴァンスの田舎道」

南フランスのアルルから東に25kmほどのサン=レミ滞在時に

制作された作品。精神病への闘病で滞在していた地です。

うねるような筆跡で描かれた糸杉が印象的です。

1890年5月「夜のプロヴァンスの田舎道」
フィンセント・ファン・ゴッホ
クレラー=ミュラー美術館(オランダ) 所蔵

「黄色い家(通り)」

この展示には、 ヘレーネ・クレラー=ミュラー の収集品のほか

ファン・ゴッホ美術館から4点、展示され、そのうちの1点です。

この作品は、南フランス、アルルで画家たちと共同生活を夢見て

借りた家を描いた作品です。

1888年9月頃「黄色い家(通り)」
フィンセント・ファン・ゴッホ
ファン・ゴッホ美術館所蔵(オランダ)

クレラー・ミュラー美術館

20世紀初頭のオランダの実業家、アントン・クレラー・ミュラーとその夫人、ヘレ―ネ・クレラー・ミュラーのコレクションを基に1938年に開設された美術館です。

所蔵するゴッホ作品数は、フォン・ゴッホ美術館に次ぐ、世界で2番目の規模となっています。
(約90点の絵画と約180点の素描を所蔵)

クレラー・ミュラー美術館:https://krollermuller.nl/jp

今回、クレラー・ミュラー美術館からファン・ゴッホの絵画28点と素描20点を展示される予定です。

ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント

この展示には、ゴッホ作品がクレラー・ミュラー美術館から絵画28点、 素描20点。

ファン・ゴッホ美術館から絵画4点のほか、ミレー、ルノワールなのどの絵画20点も展示されるようです。

公式サイト:ゴッホ展─響きあう魂 ヘレーネとフィンセント

観覧料:一般 2,000円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 65歳以上 1,200

開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)

※公式サイトでは、事前予約が推奨されていますので、

日時を予約したうえで訪れる方がいいようです。

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