印象派を代表する画家クロード・モネが描いたパリのセーヌ河にかかる最古の橋ポン・ヌフを描いた作品「ポンヌフ」です。
多くの人々が行きかい賑わうポンヌフを同じ印象派のルノワールやピサロも描いていますが、モネは雨の日のポンヌフを早い筆跡で描いています。
ルノワールは晴天の明るい陽がさすポン・ヌフの様子を描いており、対照的です。
また、ルノワールとモネの作品はどちらも視点が同じことから、同じ場所から描いたとも考えられます。
作品 ポンヌフ
ルノワールやピサロも描いたセーヌ河に架かる橋ポン・ヌフを描いた作品で、雨の日を様子を描いています。
「ポンヌフ」
(1872年)
ルノワールが描いた晴天の明るい日のポン・ヌフと対照的です。
(参考)「ポン・ヌフ」(ピエール=オーギュスト・ルノワール)
(1872年)
また、ピサロの「ポン・ヌフ」と比較すると、モネが雨の日の雨で光る道やモヤでかすむ街並みに重点を置いて描いたのが分かります。
(参考)「ポン・ヌフ」(カミーユ・ピサロ)
(1902年)
町の様子や人々の様子に焦点を合わせておらず、雨の日の道の様子に焦点を合わせています。
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