フランスのノルマンディー地方にありアーチがある断崖で有名です。
また、アルベール・ルパンの作者モーリス・ルブランが住み、現在、邸宅を改装した博物館「ルパンの隠れ家」がある場所としても有名です。
このエトルタの断崖はモネをはじめとして有名画家たちも魅了し、多くの作品で描写されています。
エトルタ
フランス ノルマンディー地域にあり、人口は1,600人ほどの街です。
アルベール・ルパンシリーズの「奇岩城」の舞台となっており、作者のモーリス・ルブランも邸宅を構えていました。
クロード・モネをはじめ、ブータン、クールベ、コローなど有名画家が訪れ、作品をのこしています。
ウジェーヌ・ブーダンのエトルタ
「エトルタの浜辺の洗濯女」
(1894年)
モネに屋外で絵を描く事を教えるなど、印象派の創設に大きな影響を与えたブータンの作品です。
クールベのエトルタ
「エトルタの崖、嵐のあと」
(1870年)
クールベは1869年にエトルタを訪れ、崖沿いの家に滞在し数点の作品をのこしています。
また、クールベは「エトルタの崖、嵐のあと」と同時に「波」という作品でエトルタの嵐の海を描写しています。
「波」
(1870年)
「波」は国立西洋美術館所蔵で日本で鑑賞が可能です。
モネのエトルタ
印象派のクロード・モネは、1883年1-2月エトルタを訪れた後、1886年まで毎年訪れ、多くの作品を制作しました。
「エトルタの絶壁」
(1883年)
「エトルタの嵐の海」
(1883年)
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