2021-11

絵画

ネロが最後に見た絵 十字架昇架と十字架降架

ベルギーのアントウェルペン(アントワープ)のバロック美術の巨匠ピーテル・パウル・ルーベンスが制作した「十字架昇架と十字架降架」です。 ルーベンスは30代半ばで本作品を制作、バロック美術を代表する作品となっています。 フランダースの犬の主人公...
浮世絵

六大浮世絵師

「見返り美人」の菱川師宣(ひしかわもろのぶ)から始まったとされる浮世絵。 その後、それぞれの一門を築きながらもさまざまな浮世絵師が誕生しました。名前が分かっているだけでも300人以上と言われています。 なかでも六大浮世絵師と言われている 鈴...
絵画

「裸のマハ」 フランシスコ・デ・ゴヤ

19世紀初頭、カトリック教会が強い影響力をもつスペインでは、裸体画は背徳的で、描いてはいけないテーマでした。 裸体画は、イヴやヴィーナスでなければならかったのですが、ゴヤは一人の女性像としてこの作品を描きました。 生身の女性の裸体を描いた本...
絵画

「雨・蒸気・スピード グレート・ウェスタン鉄道」 ターナー

19世紀初頭、産業革命がもたらした蒸気機関車は時代の最先端の象徴でした。 イギリス人画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーは、スピードを描く試みとともに、画面に様々なものを描き、当時の文化の新旧の対比を本作品で表現しました。 (ads...
浮世絵

写楽プロジェクト 東洲斎写楽

制作期間10ヵ月ほどで約140点ほどの作品を残し、忽然と消えた謎の絵師、東洲斎写楽。 江戸幕府の寛政の改革で抑圧されていた歌舞伎業界、改革の主導者の水野定信が失脚したタイミングで一気に28点の役者絵が発売されました。 版元の蔦屋重三郎が仕掛...
絵画

ファン・ゴッホの寝室(アルルの寝室)

フィンセント・ファン・ゴッホが南フランスのアルルに移り住んだ「黄色い家」のゴッホ自身の部屋を描いた作品です。 ゴッホは弟のテオに手紙をよく書いて近況を報告していましたが、この作品についても手紙で述べられています。 手紙には、「壁を淡い紫」「...
絵画

モネとルノワールが並んで描いた「ラ・グルヌイエール」

印象派誕生のきっかけとなった2人の画家、モネとルノワールは、よく一緒に外に出掛け二人並んで作品制作しました。 二人は、パリ郊外のセーヌ川沿のリゾート地(ラ・グルヌイエール)に一緒に出かけ、キャンパスを並べて描いた作品が ラ・グルヌイエール ...
絵画

ラファエル前派 オフィーリア

シェイクスピアの「ハムレット」に登場するオフィーリアを描いた、19世紀のイギリスの画家ミレイの作品です。 オフィーリアは、恋人のハムレットに冷たくされた挙句、父親を殺されたことで正気を失い、最後には溺死してしまう悲劇のヒロインです。 ジョン...
絵画

首の長い聖母 パルミジャニーノ

聖母マリアの首が長く描かれている事から「首の長い聖母」と呼ばれている作品です。 首だけではなく、体も引き延ばされて不自然なプロポーションで描かれています。 マニエリスムの代表的作品とされています。 (adsbygoogle = window...
絵画

シバの女王の乗船 クロード・ロラン

風景画は、絵画のジャンルのなかでも一番低く位置付けられていましたが、17世紀以降になると風景画と歴史画を両立させたような作品が登場しました。 このジャンルは、「理想的風景画」と呼ばれ、クロード・ロランにより完成され、風景画流行のきっかけとな...