ヨハネス・フェルメールが自身のスタイルを確立した初期の作品「窓辺で手紙を読む女」。
東京都美術館の《フェルメールと17世紀オランダ絵画展》で来日、展示が予定されています。(2022.1.22(土)~4.3(日))
窓辺で手紙を読む女
ヨハネス・フェルメールの作品、「窓辺で手紙を読む女」は、1979年のX線調査で、背景の壁にキューピットが一度描かれた後、上塗りされたことが判明していました。
長い間、キューピットによって、フェルメール自身が塗りつぶしたと考えられていました。
(キューピットが「手紙」が「恋文」だと示唆することが強い為、塗りつぶしたとする説も。。。)
2017年にはじまった修復プロジェクトによってキューピットは別の何者かに塗りつぶされたことが判明しました。
修復も同時に行われ2021年9月に公開されました。
修復・公開された「窓辺で手紙を読む女」
フェルメールと17世紀オランダ絵画展
2022年1月から東京都美術館で修復後のこの作品の展示が予定されています。
修復後の展示は所蔵する アルテ・マイスター絵画館
以外では初めての展示となります。
会期は2022年1月22日(土)~4月3日(日)を予定。
その後、北海道展(北海道立近代美術館/2022年4月~6月)
大阪展(大阪市立美術館/2022年7月16日(土)~9月25日(日))
宮城展(期間等は未定)が予定されているようです。
公式ホームページ: https://www.tobikan.jp/
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